ペンションいぺーの悲喜こもごも

戦国武将・本多忠勝の愛用していた天下三名槍のひとつ、蜻蛉切（とんぼきり）。槍の刃先にトンボがとまったところ、スッと真っ二つになったことからその名がついたと言います。

ボウリングの師匠でもあるセルジオ（70）のサトウキビ刈りの手伝いで、
　
収穫に使うミニ斧を借りました。パッと見、
『おやおや、かわいらしい斧だこと。こんなので硬いサトウキビを刈れるのかねぇ。』
と思いましたが、いざ使ってみると切れること切れること蜻蛉切の如し。


切れ味の良さはセルジオの研ぎにも起因しており、その研ぎっぷりは刀剣研師・永山光幹の如し。研いでいる様子がおやつの菓子パンに隠れているのが残念至極です。

おやつの菓子パンといえば、「あんたは若いから」という理由で５個中4個を私にくれました。
70才と比べたら31才は若いけど、高校生じゃないんだから無理！とはよう言えず、
ちっちゃい缶コーヒー１本では菓子パン4個分の喉の渇きを潤すことはできへんって！ともよう言えず、
将来くるかもしれない日本砂漠化のサバイバル予行演習と思い、美味しく前向きにいただきました。

菓子パンといえば、昔住んでいた奈良の王寺町の美しが丘にあったパン屋さん『マミー』の蒸しパンが美味しかったです。あの蒸しパンを超える蒸しパンは未だ現れず、我こそは！という蒸しパンは当ペンションまでお越しくださいませ。